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2003年にホームページを開設してから、私が考えるところのFPのあり方や当事務所の方針、ポリシーなど、その時々で大切だと思うことを、「ご挨拶」2005年「ご挨拶」2004年として綴ってきました。ここでは、(※平成18年6月現在)開業からもうすぐ丸5年になろうとする、現在の私の考えを書いています。これからご相談しようとお考えになっている方は、ぜひお時間があれば最後までお読み頂き、当事務所の考え方を知っていただければと思います。

もしその考えに共感していただけるのであれば、どうぞご連絡ください。きっといい出会いになると思います。

逆に、これから書いてある文章をお読みになって、ちょっとでも違和感やしっくりこないようであれば、誠に恐縮ですが他の、あなたに合いそうなFPをお探しになった方が宜しいかと思っています。
嫌みにとられたら申し訳ないのですが、どんな人との付き合いにも相性がある(これが相談時にはとても大切です。)と考えますので、その方がこれからご相談をする方にとっても後悔しないと思うのです。

また、基本的な部分は変わっていませんが、活動を続ける中で私の考え方も少しずつ変化してきています。時間がある方は、どうぞこれまでのあいさつも読んでみて下さい。


それでは前置きが長くなりましたが、なるべく忠実に「私達の思い」を文章に託しますので、どうぞ最後までおつきあい下さいませ。


【開業からこれまでの道のり】

お財布救急隊は、2001年に7月に宮本が個人事務所として開業。現在2006年4月ですから、もうすぐ丸5年になります。開業当初は事務所を構えず、自宅の一室を事務所として業務を行っていました。FPは自分からお客さんのところへ行って、「相談事はないですか?」などと営業していく職業ではありません。
ですから、どうやったらお客さんから問い合わせをしてもらえるかも分からない状態から始めて、初めの頃はずいぶん集客に苦労しました。

そんなところからホームページを開設し、メルマガを発行し、ご相談者を考えている方にお財布救急隊のことを知ってもらえるようになり、次第とご相談者の方からご依頼いただけるようになりました。

特にはじめの頃のお客さまは、知名度も実績もない私個人を信頼していただき、ご相談いただいたのですから、感謝の気持ちも格別です。

そのお客さまたちに満足していただき、こちらからお願いをしていないのに、知り合いをご紹介していただくようになりました。また、相談を受けた感想を「お客さまの声」としてホームページで掲載させていただきました。そのお客さまの満足がネットを通して、次のお客さまに伝わったのだろうと思っています。

インターネットをうまく活用できていなかったら、きっとここまで多くのご相談者の方に支持していただくこともなかったでしょう。
そういう意味では、インターネットが普及する時代にうまくのれたことは、運がよかったのかな、とも思います。



【5年間やってきて思ったこと】
また最近では、新聞などのマスコミから取材を受けたり、企業が運営するホームページやコミュニティサイトでFPとしてコメントすることが増えてきました。

これまでもずっと自分自身では誠実にお客さまと向き合ってきたつもりですが、他媒体で紹介されることで、よりいっそう責任の重みを感じるようになりました。というのも、自分が万が一いい加減な仕事をすれば、その私を紹介した新聞やサイトの信用の問題になりうるからです。

また、これまでは自分で集客して、自分でお客さまの相談に乗って、と個人で仕事が完結していました。自分の信念で仕事をして、それでご相談者に満足していただければそれでいい、と思っていました。今では私以外のスタッフも相談を受 けるようになり、組織の長としての責任も感じています。

媒体に対する責任、スタッフを抱えることに対する責任、だんだん自分だけの責任じゃなくなってきています。
きっと、今は過渡期なんでしょうね。
だからよりいっそう気を引き締めて、この時期を乗り越えたいと思っています。

 

この仕事を始めて5年が経とうとする今、一番大切なことは「話を聴くこと」だと思っています。「相手の立場に立つ」などという表現の仕方もありますが、それは実際に本人でない限り非常に難しいことだと思います。

また、「中立公平」という言葉も同じですね。

ご相談者の方は具体的な自分達に合った解決策を求めていますから、私たちはきちんとした方向性を示してあげないといけません。
金融商品であれば、いくつかの選択肢を用意して、メリット(効用)・デメリット(副作用)などの特徴を解りやすくお話しする。

そして最終的な選択はお客さまにしてもらう。

はっきりと方向性を示すということは、情報を取捨選択するということ。いわば交通整理のような役割です。

そうすると、いわゆる評論家的な中立公平ではいられない、と思うのです。

だからそんなもっともらしい言葉よりも「話を聴くこと」の方が大切で、お客さまが話しやすい雰囲気や環境を作ることが、私達の仕事(役回り)だと思っています。

ある時、40代の夫婦が相談にこられました。ライフプランの相談を一通り終えた後、ご主人の方が「普段、夫婦でもここまでじっくりお金の話をする機会がなかったので、今日は妻の考えていることを知ることができて、とてもよかったです。」とおっしゃていただけました。

私の相談は、保険や金融商品を選ぶだけの相談ではありません。

その人がお金に対してどのように思っているか、その考え方を引き出して、一緒に整理し確認をしていきます。

その上で、具体的な方向性や解決策を提案するのです。たとえ仮に同じ結論に行き着いたとしても、自分の考え方を確認した上で選ぶという、その過程自体が重要だと思ってます。

【中流層のプライベートバンクが目標 〜銀行ができないことをやる〜】

最近の銀行では、コンサルティングセールスと言って、ライフプラン相談会などを開くようになりました。

預金や融資だけではなく、現在は投資信託などの金融商品を扱うようになり、また2007年には、銀行でも保険(全面解禁)が取り扱えるようになります。

最近ではプライベートバンクといって、富裕層を主なターゲットとし、2007年から増える団塊世代の退職金運用などを狙っている金融機関も多いようです。

その場合は、継続的なコンサルティングというよりは、その退職金で契約を取ったら、その後のフォローはどのようにしていくのか。

私としてもその後、銀行がどのような対処をしていくのか興味深いところです。まぁ取るだけとってそれで後は知らないということだけにはならないで欲しいなぁ、と思っています。

私達が金融や保険商品を紹介する時には、いつも「どこで入っていただいても結構ですよ」という話をします。

同じ商品であれば、お客さまが払う金額は同じです。そして、加入手続きをするところに、コミッション料が入ることになります。

ですから、私達から買っていただけるのであれば、それはそれで収入的にはありがたいですが、やはりご相談者が一番安心できるところで買っていただくのがいいと思っています。

うちは小さい事務所ですから、ご依頼いただいているお客さまのことは、ほとんどみんな把握しています。

ですから何か困ったことがあった時には、ご連絡していただければ、より細やかなフォローができると思っています。

しかし、お客さまによっては、「小さい事務所」というところに不安を感じる人もいるかもしれませんよね。
ブランドで安心できる人であれば、銀行などのいわゆる社会的信用度の高い会社で入ればいいと思います。

 

かつて日本は一億総中流社会と言われていましたが、最近では「格差社会」と言われるようになってきました。

しかし、その格差の中にもやはり大多数の中流は存在していて、その中流の中で二極化が進んでいるような気がしています。

私はその中流の人たちが、お金の面でも安心して暮らせる社会でなくてはいけないと思っています。

だからこそ、その普通の人たちが気軽にFPに相談して、賢くお金を使ってほしいと思うのです。

カッコをつけて言うわけではないのですが、私達の事務所でなくとも、もっと一般の人がFPに相談する世の中になって欲しいと思っています。

そして私は、銀行にはできない、一般の人が安心して相談できる、中流のプライベートバンクのような相談サービスをしていきたい、と考えています。

【相談料5000円の理由】

お財布救急隊では、保険の見直し相談を5000円(税別)、ライフプラン相談を1万円(税別)で行っています。私は相談料を設定する時に、3つのことを考えました。

・無料だと相談する人の意識も低くなるし、自分もやりたくない

・普通の人でも相談できるように、相談料は高すぎてはいけない

・事務所として継続していけるように、ある程度は儲けなくてはいけない

この3つの条件を満たす金額を設定したいと思いました。例えば保険診断で保険の見直しを実行して、年間数万円やトータルの期間で数百万円の効果が出る人も少なくありません。

それであれば、相談料を2〜3万円払ってもいいじゃないか、というFPもいるかもしれません。
しかし、人間というのは、普段の生活にすぐに影響があるものでなければ、せっぱ詰った状態になるまでは、基本的に動きません。

ましてや、一般的にまだなじみのない「FPに相談する。」というものに数万円のお金を使えないものではないか、と考えるのです。

私は、できるだけたくさんの「普通の人」に、FPに相談することで得られる効果を体験して欲しいと思っています。

そこでこの金額なら、普通の人でも相談料金を支払って相談したくなるのでは、という金額が5,000円だったのです。

また、出張して相談に伺う時は、相談料と別に交通費だけ頂いていますが、出張手当は頂いていません。

もちろん移動に時間がかかるので、効率は悪いのですが、その相談を依頼する方が安心して相談できるのであれば、今後もできる限り出張料は頂かずにやっていきたいと思っています。

たまに、お客さんから「5000円でやっていけるんですか?」という質問を受けることもあります。

遠方に出張すれば、相談1件で1日かかります。
月に20件の相談を受けたとして10万円。常識的に考えれば、商売として成り立たないのは明らかです。

それでも、5000円なら相談してみたい、と思う人がいるのであれば、それをやるのが私達の役回りというか、社会的な存在意義だと感じています。最近の言葉では、ミッションと言ってもいいかもしれません。

ただ、もちろんボランティアをしているわけではないので、どこかで儲けなくてはいけません。

なので、例えば、保険の見直しをした結果、新たに保険に入り直す必要があり、かつ私達から加入するのが一番安心だと思っていただけるのであれば、保険加入または金融商品購入などの手続きをさせていただいています。

その結果、 コミッションを保険会社などから受け取ることになり、それが事務所の利益になっています。もちろん相談の結果、全く見直しの必要がない人もいますし、提案してもすぐに実行しない人もいます。

そういう人からは5000円の相談料を受け取って、それで終了します。

このような仕組みですから、みんながみんな、私達に相談だけして、別のところで加入・購入します、ということになってしまったら、実はやっていけないわけです(苦笑)。

今のところは、本当に必要な人が必要なものだけを購入する手続きを、私達がやらせて頂き全体として、なるべく相談しやすい料金体系でやっていけているので、今後もこの相談料5000円というのは変えないで、やっていきたいと思っています。


【相談の前に】

当事務所では効率的で効果的な診断をするために、事前アンケートにお答え頂き、それを元に準備し、面談に臨みます。そのアンケートでは年収や貯金、これまでの病歴など、かなりつっこんだ部分にも触れています。

知らない人にそこまでの情報を開示するのは抵抗がある、という人もいるかもしれません。

しかし、それを聞かなければ診断ができないのです。

ですから長くなりましたが、当事務所のことをよく知っていただくために、きれいごとではない本当の事務所の姿勢をできるだけ詳しく書いたつもりです。

お金の相談事があって、これらの考え方に共感頂ける方は、どうぞご連絡ください。お会いできるのを楽しみにしています。



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