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●今回のテーマは
「水戸事務所開設記念! 無料公開診断」です
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今回は、企画モノです。

ウェブマガジンをご覧になった方はご存じだと思いますが、お財布救急隊に
は昨年12月から26歳の鈴木氏が住み込みでFPとして独立するための修
行をしていました。
その彼が独立するにあたって、2月26日に無料公開診断を行いました。

今回は、その模様をお送りします。

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東京都在住 横山さん
(28歳・男性・独身/PR会社勤務)

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鈴木:こんにちは。よろしくお願いします。まずは送って頂いた保険証券を見
   ながら、現在加入中の保険内容について説明しましょう。

横山:はい。よろしくお願いします。

鈴木:これは養老共済というものです。
   病気死亡は3000万円、事故の場合は+3000万円、入院保障が日
   額5000円というものです。加入されたのが15歳で30年間で満期
   ということですから、保障も支払いも45歳までで、つまりあと17年
   間保険料を払うと満期時に200万円受け取れる、というものです。

横山:はい。わかりました。

鈴木:生命保険に関して疑問に思っていることや、不安に思っていることはど
   んなことですか? 

横山:そうですね。実家が四国の田舎なんですけど、保険には両親が付き合い
   などでいろいろ加入していまして。結構高い保険料を払っているみたい
   で大変そうなんですよね。実はこの私の保険も、両親が近所の人との付
   き合いで加入したものでして。

   それで、保険には計画的に加入しないと、という危機感がありまして。
   あと、これまであまり病気をしたことがなかったんですけど、昨年の夏
   に体調を崩して少し医者にかかったんです。それで、今までは健康なの
   が当たり前だと思っていたのに、病気になることもあるんだな、と改め
   て思い直しまして。

鈴木:なるほど。これまで保険会社の人などから話を聞いたことはありますか?

横山:いえ、ほとんどないですね。保険会社に勤めている友人もいるんですが、
   なんとなく聞きにくくて。

鈴木:では、基本的なところから話をしていきます。分からないことがでてき
   たら、途中でも聞いてくださいね。

   生命保険で備えられるものというのは3つあって、一つ目が死亡保障で
   すね。先ほどの場合だと6000万円ついてましたよね。二つ目が入院
   した場合の入院保障ですね。これは治療費と収入補填の2つの役割があ
   りますね。三つ目が老後の生活保障ですね。あと結婚されている場合だ
   と、お子さんの教育費用の保障なども入ってきますね。

   横山さん、現在は独身とのことですが、結婚のご予定は?

横山:いつかはしたいとは思ってるんですが(笑)。

鈴木:(笑)すぐにの予定はない、と。では現在は一人暮らしということです
   ね。まず死亡保障から考えていきましょう。

   始めに年金推定額を見てみましょうか。横山さんは現在会社員というこ
   とで、厚生年金に入られているんですよね?

横山:はい。

鈴木:厚生年金というのは、まず国民年金があって、その上に厚生年金が上乗
   せされているんですね。ですから、「厚生年金」というと国民年金も含
   まれているわけです。
 
   このまま60歳まで厚生年金に加入し続けたとすると、現行の制度で受
   け取れる額は65歳から年額約173万円、月額約14万円ですね。
   お一人で生活するのに、ゆとりのある生活費というのはいくらぐらいだ
   と思いますか?

横山:そうですね、25万円くらいでしょうか。

鈴木:すると、半分よりちょっと多いくらいは年金で用意できるということで
   すね。

横山:それも今の制度が続けば、ってことですよね?

鈴木:そうなんですよね。我々の世代は、もう少し厳しめに見ておいた方がい
   いでしょうね。と、今のは老齢年金なんですが、公的年金にも死亡保障
   にあたるものがあります。ただ、これは横山さんに扶養している家族が
   いた場合だけなんですね。結婚してお子さんがいらっしゃったり、老齢
   の両親などを扶養している場合は、死亡保障にあたる遺族年金が、遺族
   に支払われます。

   もし、今横山さんが亡くなった場合というのは、お墓とかはどうされま
   すか?

横山:あ~、考えたことなかったですね。もし今死んだら、実家のお墓に入る
   ことになると思いますね。

鈴木:すみませんね、変な話で(笑)。実は亡くなった場合に大きくかかるお
   金で、お葬式代とお墓代というのがあるんですが、それがお葬式で30
   0万円、お墓で200万円と言われているんですよ。

   とここまでが死亡保障なんですが、続いて、入院保障を考えてみましょ
   う。医療費なんですが、病院の窓口で支払う自己負担額が上がっている
   のはご存じですか?

横山:はい。2割負担だったのが、3割になりましたよね。

鈴木:そうですよね。2割になる前は1割だった時期もありますし、ここ10
   年くらいで1割から3割になっていますから、将来的には自己負担額が
   増えていく、と考えておいた方がいいでしょうね。
   ところで、高額療養費制度というのは聞いたことがありますか?

横山:名前だけは。

鈴木:所得によっても基準額は変わるんですが、ほとんどの人があてはまる中
   所得層の人で、治療費の自己負担額が月額約7万円以上かかった場合は、
   還付されるんですね。
   つまり、手術や入院で1か月に30万円かかったとしても、その額を超
   えた分は、つまり約23万円は返ってくるわけです。

横山:へぇ、知らなかったですね。じゃぁ、病気になっても月額7万円以上は
   かからない、ってことなんですね?

鈴木:ただ、お金が返ってくるのは申請してから3~4か月後になりますから、
   一時的には必要になりますね。

   また、これには個室に入院した時の差額ベッド代や食費なんかは含まれ
   ません。あと、高度先進医療といって、ガンの治療などで多いんですが、
   この部分の治療には適応されないんですね。

   しかも、今、混合治療といって、この認可をうけていない、つまり健康
   保険の効かない治療を受けると、点滴や輸血など本来保険の効く部分の
   治療費も実費を支払わなくてはいけないんですよ。

横山:それは大変ですね。

鈴木:ですから、住宅ローンや養う家族がいない場合は、入院保障1日500
   0~6000円のものに加入して、ガン保険だけ特約か別で入る、とい
   う人もいますね。

横山:なるほど。

鈴木:ここまでが入院保障で、あとが老後の生活ですね。老齢年金に関しては、
   先ほど話しましたね。現段階では優先順位も高くないので、これは結婚
   された後で考えられてはいかがでしょうか。


   と、ここまでの話を踏まえて、横山さんの保険をどのように見直してい
   ったらよいかを考えてみましょう。

   まず死亡保障ですが、現在独身ということもありますし、これは結婚な
   どをされた後で見直されてもいいのかな、と思いますね。

横山:そうですね。

鈴木:今、考えておいた方がいいのは医療保障の保険ですね。今加入されてい
   る保険でも日額5000円は給付されるのですが、これは45歳でぴ
   たっと保障が終わってしまうんですね。医療保障は加入年齢に応じて保
   険料も上がっていきますし、その保障がおわる45歳の時点で病気に
   なっていると加入できない、という条件もでてきますから、早めに検討
   した方がいいとは思いますね。

宮本:保険というのは、A社の○○保険という死亡保障も医療保障も老後の生
   活資金もとセットになっているというイメージがあると思うんですが、
   それはハンバーガーチェーンのなんとかセットみたいなものなんですよ。
   セットで500円だから安いですよ、と。

   でも、ハンバーガーだけそこで買って、ジュースはコンビニで、ポテト
   はスーパーで買えば350円で済むかもしれないですよね? 同じこと
   が保険でもできるんですね。やはり掛け捨ての死亡保障ならA社、医療
   保障ならB社など。それはテクニック的な話になるんですが。

横山:なるほど、わかりやすいですね。

鈴木:死亡保障に関してなんですが、この6000万円という額は必要だと思
   いますか?

横山:いや、正直そこまではいらないと思いますね。

鈴木:実は現在加入中の保険は、年間約14万円の保険料を払っている訳です
   が、この死亡保障が占める部分が大きいんですね。ですから、もしでき
   るのであれば、この死亡保障の部分のみ「払い済み」という形にして、
   これ以降保険料は払わない、ということにすれば、その死亡保障額は減
   額にはなりますが、保険料も減らせると思います。

横山:なるほど。親が付き合いで加入しているものなので、その辺は相談して
   みます。

鈴木:あと医療保障に関してなんですが・・・

横山:最近テレビのCMでもよくやってますよね? 月額2000円とか30
   00円とか。
   本当にそれくらいで、十分な保障がまかなえるんでしょうか?

鈴木:まず医療保険には1入院○○日型というのがあります。60日型、
   120日型さらに730日型などとあるんですが、これは1回の入院で
   まかなえる保障日数なんです。

   例えば60日型の保険に加入している人が、胃かいようで80日入院し
   たとしましょうか。その場合、60日分は保障されますが、残りの20
   日分はもらえないんですね。これが120日型に加入していれば80日
   分全部もらえるわけです。

   あと、この人が退院して、1か月後に再発して入院したとしましょうか。
   これも給付金は受け取れないんです。同じ病気であれば180日間、イ
   ンターバルがなくてはいけないんですね。もしこれが、退院時の帰り道
   で交通事故にあって入院、ということになれば、違う原因ですから、ま
   た60日分の入院保障があります。
   60日型が一番保険料が安くて、120日型、360日型、730日型
   と上がっていくに従って、保険料は高くなります。

   60日型で十分、という人もいますが、どれがいいか? と聞かれたら、
   私は120日型を勧めますね。というのは、保険というものの考え方な
   んですが、例えば60日の入院であれば2か月ですから、先ほどの高額
   療養費制度などもありますし、かかるのは15万円くらいですよね。そ
   れくらいならば貯金でもなんとかなる額じゃないですか?

横山:そうですね。

鈴木:大変なのは入院が長引いた場合ですよね。ただ、日数型が長くなればな
   るほど保険料もあがりますから、そのバランスを考えると、会社員の方
   であれば120日型がいいと思いますね。
   自営業の方などは、入院=収入の道が途絶える、ということにもなるの
   で保険料が高くても長い日数型を選ばれる人もいます。

   また、払い込み期間によっても保険料は変わってきます。横山さんの場
   合の28歳でみてみましょうか。この120日型の終身医療保険ですと、
   60歳払い込み終了で月額3385円ですね。これは65歳、70歳と
   なると月額保険料は下がっていって、終身払い、つまり死ぬまでずっと
   払うということにすると、月額2435円になります。
   支払い総額は死亡年齢によって変わるので何ともいえませんが、長生き
   すればするほど、終身払いの方が支払い総額は高くなります。ただ、月
   額の料金は安いですね。

   テレビのCMでやっている保険料が安い、というのはこの60日型と終
   身払いを組み合わせた一番月額保険料が安いものですね。とにかく月額
   安くしたい、と言う人と、支払い総額を安くしたいと言う人と、これは
   考え方なので、どっちがいいということはないんですが。

横山:なるほど、よくわかりました。

   これまでも保険のことは気になっていたものの、なかなか自分で本など
   を読む気がしなくて。プロの方と面と向かって話が聞けたことで、保険
   について考えるとっかかりができました。自分に必要なものを整理して、
   検討したいと思います。ありがとうございました。

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■ 編集後記
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 今回も最後までお読みになっていただきありがとうございました。
 少しでも生活をしていく上でお役に立てるものがあったら嬉しく思います。

 先月は○○生命の変額終身保険の売り止めに伴ったことから10名の方から
 お申し込み依頼をいただきましたありがとうございます。

 今後も面白い商品があったら随時紹介していきますので、「これは!」と
 思った時にはご連絡くださいね。

 今回申し込み手続きで名古屋まで行ったのですがとんぼ返りだったので、
 次回は是非、本場の味噌煮込みうどんを食したいと思います!

 それではまた次回お目にかかりましょう!


★ご意見お待ちしております!
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【取材・講演について】

★個別相談だけではなく最近は講演や取材を受ける機会が少しずつ増えてき
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 発行者 : お財布救急隊 宮本久史
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