節約できた!お金が貯まった!簡単に出来る節約術 「ものの値段とその理由」です
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節約できた!お金が貯まった!簡単に出来る節約術 第66号
2005/12/28 発行 発行部数:17,212部
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このメルマガでは宮本・久保が仕事を通していろいろな方にお会いして得
られた実体験に基づいたお金の貯まる「具体的な内容」や「教訓」そして
「自分なりの気付き」をご紹介していきたいと思います。
しかも、行動力がちょっとでもあれば誰にでもできる内容ばかりです。
もちろん初歩的な誰でも知っている事も多々ありますが、でもそのちょっ
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●今回のテーマは
「ものの値段とその理由」です。 【今回は宮本版です。】
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私が担当する分のメルマガとしては、これが今年最後の号になりました。
みなさんはどんな一年をお過ごしになったでしょうか。
今回は、日々の生活やニュースから感じた、「ものの値段とその理由」に
ついて書きたいと思います。
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【業界内の常識は・・・】
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先日、ファミリーレストランのフォルクスに久しぶりに行きました。成型肉
をステーキとして販売していたということで、公正取引委員会から排除命令
を受けて以来、はじめてです。
私も食品業界にいたので、成型肉を肉として使うのは当たり前のように感じ
ていました。
たとえば、コンビニで売られているとんかつ弁当。まずは価格ありきで、1
個500円でとんかつ弁当を作って欲しい、という要望が売り手であるコン
ビニ本部からきます。コンビニは販売力があるので、一番強いんですね。
500円といっても、店舗、コンビニ本部、食品会社〈ベンダー)、食材納入
会社とそれぞれが利益を得なくてはいけません。すると、それぞれが50円の
利益を得ようとすると、その弁当は300円で作らなくてはならないわけです。
※ここでは話を簡単にするために、それぞれの会社が50円の利益を取るとし
て話をしています。
その300円というのも食材に全部使えるわけではなく、配送費や人件費も含
めて、1個300円でとんかつ弁当を作るわけです。
そうすると、メインのとんかつに関してはコストを抑えるために、一枚肉では
なく、成型肉を使用することになります。私も食品業界に入るまでは、とんか
つといったら一枚肉だと思っていましたが、豚肉を型に入れて結着剤で固めた
成型肉は、業界では結構当たり前に使われているんですね。ただ、もちろんこ
れも安全性に問題がある商品というわけではありません。
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【コストダウンの構造】
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この構造は、今問題になっている、マンション構造設計偽装事件にも共通す
るところがありますね。もちろん、この事件は偽装という悪意のあるもので
すから、性質は違うんですが、売り主であるコンビニ(建築主)がいて、
商品を作る食品会社(施工会社)がいて、商品開発を担当する人(建築士)
がいて・・・。この金額でマンションを売るから、建築費はこれぐらいで抑
えて、と。必ずどこかにしわよせがくるんですね。
この場合は偽装事件ですから、もちろんすごく悪いことなんですけど、どの
業界にも多かれ少なかれ似たような構造はあると思います。成型肉であるこ
とをわざわざ言わない、ということも業界では暗黙の了解というか、常識だ
ったわけです。ほかでも聞かれなければ、余計なデメリットにはわざわざ言
及しない、ということは多いのではないでしょうか。
私の場合は、食品業界での経験や知識があったので、フォルクスでステーキ
を食べる際、この価格で一枚肉のステーキを出すのは無理だろう、と思って
いました。でも成型肉がおいしくないわけでもないし、食品として悪いもの
でもないので、普通に食べていました。フォルクスの肩を持つわけではあり
ませんが、これはある意味、業界の常識だったわけで、フォルクスは見せし
めのような形にされてしまったのだと思っています。
売り手にしてみれば、「この値段なんだから一枚肉じゃないのは当たり前だ」
という考え方があったのでしょう。でも消費者としては、「ステーキがこの
値段で食べれるなんて」と思っていたのに、それが成型肉だとしたら、やは
りだまされている(両者の落差)感じがしますね。
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【必ず暗にも目を向ける】
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私は、保険でも運用でも、あえてデメリットから話すようにしています。
硬貨にも裏と表があるように、どんなものにも必ず明と暗があるものです。
消費者は明にばかり目を向けるし、 売り手も暗の部分は隠したがる。でも
その暗の部分は、後から知るとそれが不信感になると思うのです。
私もいいことばかりを言うような売り込みがある時は、いつも「デメリット
は何?」と聞くようにしています。そのデメリットの内容、度合いによりま
すが、別に買おうと思っていたものを、それを聞いてやめる、ということは
ありません。むしろデメリットを聞いた方が、安心したりもします。
先日もリースしている事務所のコピー機を入れ替えないか、という話があり
ました。性能もよくなるけれど、リース料もあがるんですね。でも担当者は、
一枚あたりのコピー単価が安くしますから、1か月6000円ほどの経費削減
になるというんです。
「そんなにも安くはなるなんて本当かなあ?」と疑問に思いながら表を見直
すと、1か月当たりのコストの話をしているのに、コピーの単価計算の項目
では3か月分の枚数で計算されているんですね。それを正すと、得をするの
は年間で3000円程度。まあ、得は得だからいいんですけど、ずいぶん違
いますよね。
会社が用意したフォーマットが間違えだった可能性もありますし、担当者に
は悪意はなかったのかもしれません。実際、コピー機は入れ替えることにし
たんですが、やっぱり提示されたことと違うことが後から分かると、いい気
分ではありませんし、信用も失いますよね。
安い商品を売る時には、これはこういう理由があって安い。高い商品を売る
時には、これはこんな素材を使って、こんな手間をかけているから高い。な
ど、正直に情報を開示することが求められているのだと思います。消費者も、
表面的な値段の高い安いに惑わされずに、本質を見極める目を養うことがこれ
からはより大切なんだとつくづく感じますね。
★ご意見お待ちしております!
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