●FPとして開業して約3年
メルマガやホームページで個人の方に向けて情報発信してきたのですが、最近では、生命保険会社の人などから「どうやって集客しているのかを教えて欲しい」というセミナーの依頼などが多くなってきました。
「ノウハウとかはあまり公開しない方がいいんじゃない。」というアドバイスをくれる人もいます。「ノウハウを公開し過ぎると、早く枯れてしまう」というのです。私は、何でもかんでも無料で自分の手法を公開するほど人が良くもありませんが、自分が成功するまでにたどってきた軌跡をメルマガ(無料)や有料コンテンツの提供で、同じような志の人が成功するヒントになるのはうれしいことだと思っています。
私は、開業してから3年半の間に自分なりの相談者の集客方法や、相談(診断)などの実務方法を確立していくまでにそれなりの時間とお金を費やしてきました。そして自分がこれまで培ってきたノウハウをヒントにしてその人が成功してくれれば、本当にうれしいと思っています。
これまで私も、いろいろなFPの方の本も読みましたが、それ以上にマーケティングや営業方法といった分野に力を入れて勉強もしてきました。さらにそれを活用して試行錯誤を繰り返し、自分なりの方法を習得しました。今回その集客方法、販売方法が体系化できたので、その方法をメルマガ(無料)や有料コンテンツ(ビデオ・DVD)を公開することにしました。
私がメルマガやホームページを集客の媒体として使っている、ということで、私はウェブなどのシステムに強いと思われることが多いのですが、実はそれは間違いです。むしろその方面には弱い方といってもいいと思います(笑)。さらに月に2回、まとまった文字量のメルマガを発行しているので、文章を書くのは得意なんだろう、とも思われますが、それも間違いです。ちょっとした文章を書くだけでも丸1日かかってしまいます。そんな私が、なぜ今のようなスタイルで集客できているのかというと、それぞれ、その分野が得意な人に任せているからです。ウェブやメルマガの仕掛けはメルマガコンサルタントの平野氏に、メルマガやホームページのコンテンツはライターの相原氏に、それぞれ依頼しているのです。
これも一つのノウハウです。重要なのは行動することですから、これを聞いて「あ、そうか」と動ける人は、ビデオ(DVD)を買わなくてもいいと思います。そうじゃない人は、どうぞこのビデオセミナーを活用してみてください。私もそうだったのですが、情報を得るためにお金を使うと、「その分回収してやろう」とか「元を取るために、がんばろう」という気持ちになりますよね? FPという職業は知識や時間の対価としてお金をもらう職業です。そこを目指す人であれば、情報に払うお金の価値は分かると思います。
もしあなたが、お金を払ってでも、自分の向上の為に知りたいと考えられる人であれば、あなたが成功できる要素・資質は充分にあります。あとは時間の問題だけでしょう。
私が今までに経験してきた失敗談や物の考え方、集客や診断に関するノウハウがあなたの事務所経営の役に立つヒントになるでしょう。
●パートナー選びの大切さ
話は戻りますが、メルマガコンサルタントの平野氏やライターの相原氏の力を得て、今の営業スタイルができていることに対して「宮本さんは恵まれているのですよ」と、運がよかったから成功できたのだ、という人もいます。
良い人材に巡り会えたのは確かですが、私は、やろうと思えば誰でもできることだと思うのです。ネットに詳しい人なんて、周りに結構いませんか? それに今の時代、インターネットで調べれば、それで独立している人も検索できます。あとは相性が合う人が見つけられるかどうかと、人間関係の作り方でしょう。
依頼するときに、会う前からいきなり値段の話をする人がいますか。例えばHPを製作するにしても製作料金が安いという事も大切ですが自分が会う前から「いくらでやってもらえますか? もっと安くできませんか?」などと料金のことばかり聞かれたら、あまりいい気持ちはしませんよね。
逆の立場で考えればすぐにわかることです。少しでも経費は抑えたいと思うのもわかりますが、やはりいい仕事をしてもらいたいと思ったら、それに見合った対価は支払うべきだと思います。
●出会いのきっかけは・・・
私の場合として、その平野氏や相原氏との出会いを少し紹介しましょう。
宮本:平野さんに初めて会ったのは、2003年の4月でしたよね。
平野:そうそう、僕がWebプランナーとして独立したての頃で。ちょうど失業保険をもらい終わった頃で、日中は知り合いの会社でバイトもしてましたからね(笑)。
宮本:その頃、ホームページを管理してくれる人を探していて。平野さんのホームページを見つけて、ビデオを購入したんでしたね。
平野:そのビデオを見る前に「ホームページ診断」に申し込んでもらったんですよ。
相原:あぁ、あの採算が合わなくてやめたという・・・(笑)。
平野:そうそう(笑)。まだその診断の納品も終わってないのに、宮本さんの方から「会って仕事の話をしましょう」という風になって。初めてのクライアントになるかもしれない人からの呼び出しですからね、緊張しましたよ。
宮本:それで顔を見て話をして、すぐに「この人なら安心して任せられそうだな」と感じたんで、仕事をお願いすることにしたんですよ。その時に、わざわざ来てもらったというので、いくらかお支払いしたんですよね? たいした額じゃなかったと思うんですけど・・・。
平野:たしか5000円頂いたのかな。その頃は、営業に行ってお金をもらうという感覚がなかったんで、感激しましたね。
宮本:本当にたいした金額ではないんだけど、やっぱり、相手を認めてることを形で表すことが大事だと思うんですよね。今ではメルマガコンサルタントの平野さんと打ち合わせで、1回5,000円というわけにはいかないですものね。(笑)
平野:それで顧問契約のような形で月々いくら、というような顧問料とその時々に応じた仕事の内容分の報酬を頂くようになったんですよね。実績もなにもないのに、自分を信用してくれた、というのがうれしかったですよね。
宮本:すでにできあがっている人よりも、若手でがんばろうとしている人の方が、一生懸命やってくれそうな気がして。
平野:それで、メルマガのライティングで誰か紹介して欲しいってことになって、相原さんに声をかけたと。
相原:それが、2003年の7月ですね。
宮本:平野さんと相原さんは、同じ広告代理店で働いてたんですよね?
相原:そうなんです。私が平野さんの2つ後輩で。会社を辞めた時期は同じ頃でしたね。
平野:宮本さんからメルマガのライティングの話があった時に、そういえば、相原さんがライターをしてるとか言ってたことを思い出して。
相原:私は会社を辞めた後で、編集プロダクションでアルバイトをしたり、ライターのアシスタントをやったりして、2003年の2月くらいから独立して仕事をしてたんです。私もすぐに信用してもらえたのはうれしかったです。とかく経験が問われる業界なので。
平野:僕が知っているライターは、その頃は相原さんだけでしたから(笑)。今でこそ多くなりましたけどね。
宮本:当時、自分も仕事が軌道に乗りはじめたばかりのころで、正直いって、お二人に支払っていた金額というのは、当時の自分の収入を考えると、決して楽な金額ではなかったんですよ。
豊臣秀吉の家臣で石田三成っていますよね? この人には「過ぎたるものが二つある」と言われていたんですね。一つは、居城であった佐和山城。二つ目は島左近という部下だったんです。石田三成は政治には強かったけれども、戦略などの戦にはあまり長けていなかった、そこで三成はその頃4万石であった自分の領土のうち、半分の2万石をその部下の島左近に与えたと言われています。
島左近という人は、いろいろな大名から声が掛かるほどの軍師だったのですが、それがたいした評判もなかった三成のところに仕えたのには、このような訳があったんですね。
私も三成ではありませんが、それくらいの気持ちで平野さんに仕事をお願いしていたんです。別にこれは高い金額を払えといっているのではなくて、そういう気持ちで仕事を頼むことが重要なのかな、と思いますね。FPという職業はお金に関する相談だけでなく、それに伴って相談者の方の気持ちをいかに汲み取ってそれを整理することも重要な仕事のひとつです。
仕事を請ける時も、依頼するときもこの気持ちを忘れずに続けたいですね。