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節約できた!お金が貯まった!簡単に出来る節約術 第54号
2005/08/28 発行 発行部数:17,875部
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●今回のテーマは
「かかった分だけ給付!? 実費補償のガン保険」です
【今回は宮本版です。】
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最近、テレビCMでもよく耳にする「ガン保険」。いろいろな会社からいろ
いろなガン保険が出ていて、どう決めていったらよいのか、悩んでいる方も
多いのではないでしょうか?
一口にガン保険といってもその内容はさまざま。軽度のガンの場合は診断給
付金が10分の1や2分の1しかもらえないところや、二度目に診断された
時に複数回診断給付金がもらえるものやそうでないもの。終身保険や更新型
のものなど。
今回は、ガン保険を選ぶときのひとつの考え方を紹介したいと思います。
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【ガンはお金がかかると言うけれど・・・】
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まず整理しなくてはいけないのは、医療保険はガンも含め、盲腸や心筋梗
塞のような病気や骨折などのケガなど、ほとんどすべての病気やケガをカ
バーするものです。これに対しガン保険は、ガンで入院もしくは診断され
た時のみに給付される保険です。
私は個人的にはあくまでも医療保険がベースであって、ガン保険は医療保
険に上乗せするものだと思っています。
では、なぜガンにだけクローズアップした保険がでてきたでしょうか?
まず、ガンが日本人の死因第1位となり、2人に1人がガンになり、3人
に1人はガンで死亡する、ということからガンが身近になったという背景
があります。また、ガンの治療にはお金がかかる、というイメージがある、
ということも挙げられます。
医療費に関しては、健康保険でカバーされるものであれば、実際の負担額
は3割ですし、月に一定以上の医療費がかかった場合には、差額分が返還
される高額療養費制度もあります。しかし、ガンに関しては、この高額療
養費制度の適用外の「高度先進医療」という治療法の選択肢があるのです。
これは、例えばアメリカやヨーロッパではガンに有効と認められている治
療法でも、日本では厚生労働省の認可が下りていないために保険が効かな
い治療法です。
いわゆる3割負担の対象外の診療というものです。
たとえば、「悪性腫瘍に対する粒子線治療」では約290万円、「固形ガン
に対する重子線治療」では約315万円など、高額なものが多く、全て自己
負担になるのです。つまり、お金さえあれば、より高度な治療が受けられる
選択肢が増えるということになります。
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【保障にメリハリをつける】
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実際、ガンになる年齢は何歳くらいからが多いのでしょうか? 厚生労働省
調べの「平成14年度患者調査の概況」によると、35歳くらいから増加し
始め、65歳以上で最も高くなります。
ガンに備えて保険に入ることも大切だと考える方も多いでしょうが、一方で、
その保障をあつくすればあつくするだけ保険料も高くなります。ガンになっ
て一番困るのが、教育費や住宅ローンなどの出費を抱えている時期ですね。
逆にそのような出費が片付いた方は、そこまでの手厚い保障は必要ないとい
えます。(もちろんあったにこしたことはありませんが。)
医療保険と同様、ガン保険でも(一生涯保証される)終身保険と(定められ
た期間を保証される)定期保険では、同じ保障金額を設定したとすると、当
然終身保険の方が保険料が高くなります。
そこで、私は住宅ローンや教育費の負担が多い若い時は、10年更新型の保
障があつく、保険料が安いものに入るのがいいのではないか、と思っていま
す。たとえば、10年更新型の定期ガン保険に30歳で加入し、10年後の
40歳で一度更新をして、50歳まで加入しているとしましょう。50歳に
なった時に、それ以降も同じように保障が必要であれば更新してもいいです
し、もし大きな保障が必要なければ、その時に保障金額を下げるなど、内容
を薄くして終身のがん保険に入るのです。
もちろん同じ額であれば30歳で加入するときよりも保険料は上がりますが、
その頃には教育費などの出費もなくなっているでしょうから、その分を保険
に使ってもいいのではないか、とも思うのです。
このように大きな保障が必要な時とそうでない時に加入する保険を使い分け
るのも、ひとつの方法だといえます。
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【使った分だけもらえる!? 実費補償のガン保険】
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現在最も一般的なガン保険は「終身ガン保険」で、ガンと診断されたら、
一括100万円などの診断給付金と、日額1万円などの入院給付金がもらえ
るものですが、最近では、ガン保険にも「実費補償」というのが出てきまし
た。これは、通常のガン診断給付金やガン入院給付金に加え、200万円を
限度として差額ベッド代や高度先進医療費用などが治療費用保険金として給
付されるというものです。
たとえば、1週間しか入院していないけれど、200万円かかる治療を受け
た場合は、その額が全部受け取れる、というものです。ガンの場合は、こう
いったケースも多いんですね。
入院日数が長くなる傾向にあるのは、脳梗塞などの脳系の病気に多く、ガン
では平均入院日数は30〜40日となっています。(厚生労働省「平成14
年度患者調査」)そして、先にも書いたように高度先進医療費用が高額であ
ることを考えると、日額補償よりも実費補償の方がより保険料が安く、より
あつい保障が得られることになります。
ガンに対する備えをしっかりしたい、という人は、こういった選択肢も検討
に加えてみてはいかがでしょうか。
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■ 編集後記
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今回も最後までお読みになっていただきありがとうございました。
少しでも生活をしていく上でお役に立てるものがあったら嬉しく思います。
TVニュースや新聞等で御覧になった方も多いかも知れませんが、
8月24日の新聞で
「人口減少今年から?」
という見出しの記事がありました。というのは厚生労働省が23日に公表
した人口動態統計によると今年の(1月〜6月)は人口が3万1千人減った
と記載。
この傾向が続けば今年は暦年で初めて人口が減少することになります。
ただ私は知らなかったのですが、「出生数」は上期よりも下期のほうが
増える傾向にあるそうなので今のところ「人口減少今年から?」の?マーク
が付いているんですね。
ただ、今回は今までと異なり上期末までに出生超過とならなかったのが
ポイントになっているのです。
政府としては2007年から人口減少が始まると予想していただけに、
前倒しで今年から人口減少のスタートを切る?!記念すべき年に突入って
ことになるのでしょうか。
また、下期の人口動態統計がでたら今回の編集後記を振り返ってみたい
と思います。
それではまた次回お会いしましょう。
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■ 取材・講演について
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個別相談だけではなく最近は講演や取材を受ける機会が少しずつ増えてき
ました。取材は宮本・久保が回答できる範囲については何でも受け付けて
おります、例えば・・・
・現在の保険の見直しブームの現状についての話。
・今後必要とされるFP像について。
・「ファイナンシャルプランナー」資格取得後の失敗と成功の明暗。
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