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節約できた!お金が貯まった!簡単に出来る節約術  「子どもの死亡保障は必要か?」です

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   節約できた!お金が貯まった!簡単に出来る節約術 第82号
      2006/06/08 発行  発行部数:16,427部

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●今回のテーマは
 「子どもの死亡保障は必要か?」です
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 生命保険の相談を受けていると、自分では想像さえしていなかった質問
 を受けることがあります。そのうちの一つが子どもの死亡保障について
 です。あまり加入したいという人はいないのですが、これまで何人か入
 りたいという人がいました。

 今回は、その相談を受けて思ったことを書きたいと思います。


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【死亡保障に加入する意味】
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 死亡保障というのは、その人が死亡した場合に保険金を受け取るものです。
 ですから、通常、その人が亡くなった時に保険金が支払われ、遺族が生活
 できるように保険に加入するわけです。

 高額の死亡保障に加入するのは、一家の大黒柱である「お父さん」がほと
 んど。共働きの場合は「お母さん」も加入しているケースがありますが、
 ほとんどの方は、お葬式代として200〜300万円程度の保険に加入し
 ているくらいです。

 「こども」の場合、お金を稼いでいるわけではないので、死亡してしまっ
 たとしても遺族が生活費に困るようなことはないでしょう。ですから、こ
 どもにかける保険のほとんどは、医療保険と損害保険(子供の過失で、何
 か賠償しなくてはならなくなった時のための保険)です。

 ですから私も相談を受けるまで、子どもに死亡保障をつけることなど考え
 たこともなかったほどです。


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【保険に入る理由は人それぞれ】
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 ところがある相談で、Aさんが「(小さい)子どもに死亡保障をつけたい
 のですが」と言うのです。私もはじめは、先に書いたようなことを話し、
 必要ないのではないかということをお話したのですが、実は、Aさんが子
 どもの死亡保障に入りたいというのには、理由があったのです。


 Aさんは3人兄弟だったのですが、小さい時に妹を交通事故で亡くしてし
 まったそうなんですね。その時に父親が母親のことを責め立てたそうです。
 その言い争いのなかには、お金のことなども含まれていたようで、それを
 子どもながらに見ていて、深く傷付いたらしいのです。

 子どもを失った悲しみは、お金で解決できるものではありませんが、その
 時にお葬式代の心配をしなくてもよかったら、少しは気持ち的にも楽にな
 るかもしれません。そういう過去の経験があり、Aさんは子どもを対象に
 した、500万円くらいの保険に入りたいというのが理由でした。


 それを聞いて、頭では分かっていたつもりでいたものの、「やっぱり保険
 に対して求めるものは人それぞれなんだ!」と、改めて実感させられた相
 談事例でした。
 FP的なこれまでの経験や知識だけでは、簡単には、はかれないものがあ
 ります。
 改めて一人一人じっくり話を聴くことの重要性(大切さ)を考えさせられ
 ました。


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【小さい子どもの死亡確率】
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 しかし、6歳未満の子どもの場合、高額の死亡保障に加入できる商品は案外
 少ないのです。学資保険などの貯蓄性の高いものには入れるのですが、こど
 もの死亡保障も扱っていない保険会社もあるほどです。

 結局Aさんには、死亡保障もついていた、県民共済のキッズ型を検討するこ
 とにしました。


 ちなみに、0歳から6歳までの生存率というのが統計ででています。

 生まれたばかりの子どもが10万人いたとして、その子どもたちが6歳に
 なった時に生きている人数は、9万9572人。428人が死んでしまっ
 ていることになります。1歳での生存者数は9万9699人なので、1歳
 から6歳までに死亡人数は127人。死亡率は1歳までが非常に高く、そ
 れ以降は低いことがわかります。

 0歳から6歳までの死亡率は0.43%。
 引っくり返すと生存率は、99.57%ということになります。

 数字の見方は人それぞれです。しかしこんなに確率が低いのであれば死亡
 保障は必要ないという人もいるでしょうし、「心理的に入っておきたい」
 というAさんのような人もいるでしょう。数字がすべてではありませんが
 、統計上はこういう数字が出ています。


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【30歳以降の死亡確率】
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 成人していたとしても、親にとっては、いつまでもこどもはこども。結婚
 していれば、保険はその新しい家族が中心になりますが、独身者の場合は
 どうでしょうか? 

 死亡保障は遺族の生活を守るためのものですから、こどもに扶養されてい
 るような場合は、加入する必要もあるかもしれませんね。


 外資系のある保険会社では、独身の社会人にも高額の死亡保障を勧めてい
 るところがあるようです。「あなたが死亡したら、親の介護をする人がい
 ないでしょう? その親孝行のための保険なのですよ」ということらしい
 のですが・・・


 先ほどの生存率を見てみましょう。30歳の人が60歳までに死ぬ可能性
 は、どれくらいあるのでしょうか? 9万8674人の30歳の人たちが、
 60歳になった時に生きている人は、9万239人。

 とういうわけで、死亡率は約8.5%、100人中、8〜9人が60歳まで
 に死亡している計算です。


 もちろん、これをどう見るかは人それぞれですが、私などは、その確率に
 保険料を払うくらいなら、今のうちから仕送りするなど、親孝行した方が
 いいんじゃないかなぁ、とも思ったりもしますが。


 みなさんは、これらの数字をどうみますか?


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■ 編集後記
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 今回も最後までお読みになっていただきありがとうございました。
 少しでも生活をしていく上でお役に立てるものがあったら嬉しく思います。


 村上ファンドの事件と秋田のこども殺害の事件が出た影響で、社会保険庁の
 年金不正免除と大手損害保険会社が架空契約を行い業務停止命令を受けた事
 件が少し薄くなりましたね。

 この2つの問題は個人的に関心があるので、少し時間が経ってから「何が、
 問題だったのか?」を宮本なりに振り返ってみたいと思います。

 それではまた次回お会いしましょう!
 
 
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