【ご質問】
40代独身の女性です。今月マンションを購入します。引越しにかかる諸経費等を含めて3,700万です。自己資金は2,000万です。親が高齢のため先々の介護費用等を含めて手元に最低いくら残しておけば良いのでしょうか?また、おすすめの住宅ローンの組み方をご教授ください。一般財形が350万ありますがそれも活用できますでしょうか?
【回答】
介護費用について
ある調査によると、世帯主や配偶者が要介護状態になった場合、介護保険以外で必要と思われる資金の平均値は675万円でした。
但し、100万円未満の回答が約28%、1000万円以上の回答が25.4%と相当なバラツキがあります。
これは、有料老人ホームへの入居、住宅の改装、介護用品など上を求めればキリがないことの表れです。
実際の要介護・要支援認定者の割合は
65歳~69歳 2.9% 75歳~79歳 14.8% 85歳以上 57.8%
となっています。
仮に要介護5と認定され、限度額の35万8300円のプランで給付を受けた場合自己負担額は1割の3万5830円になります。(毎月の支払いです)このあたりをふまえ、介護費用等は見積もりを行ってみてください。
住宅ローンの組み方について
住宅ローンの中で、金利の選択が重要な要素になります。
一般に、変動金利型(固定期間選択型含む)の場合、当初の金利は固定より低いが市場に連動して金利が変更されるため、将来の金利状況によっては返済額が増える可能性が残る。
固定金利型(全期期間固定含む)の場合、当初の金利は変動より高いが金利が市場に連動せず一定のため、支払い額は一定となり、予定がたてやすくなります。
お勧めのローンの組み方ですが、これは状況により変わります。
例えば、毎月のキャッシュフローがローンを組んだ後も潤沢で、積極的に繰り上げ返済を行うような考えであれば、繰上げ返済の手数料がかからなく小額からでも返済できるネット系のローンなど毎月のキャッシュフローがぎりぎりでローンを組んだ場合、金利上昇時にローンの返済ができなくなる可能性があるような場合などは、固定金利型のローンのフラット35などになります。
また、変動金利と固定金利を組み合わせることにより、リスク回避を図る方法もあります。
ご相談のようなケースの場合、一度、家計簿作成による、毎月のキャッシュフローの確認ライフプラン作成による将来の収支予想及びイベント予想を組んだ上でどのような住宅ローンを組むのかを決めるようにすれば、答えが見つかると思います。
最後に一般財形の350万円ですが、この資金についても、上記を作成した上で住宅ローンの頭金、親御様の介護費用等の準備資金、自身の老後資金などの選択を行い活用されればと思います。





